2008年9月4日木曜日

後期高齢者=先の見えた老人(その14)

環境改善の講演会で知り合ったご老人、松本さんの生きざま。
松本さんは84才、昨年胃がんで胃の1/3を切り取ったとのこと。しかし今はお元気で生活されている。
青春時代はなかった。商業学校卒業後はすぐ戦争にかり出されたと。
今明かされる当時は

「天皇陛下のために・・・」

以外は何もなかった。
徴兵で軍隊に入っても1年間は体力造り、あと2年間で軍隊教育を受けその後に戦地に送られていたらしい。
敵国アメリカは普段から軍事教育があったらしく、即戦力として戦地に出動している。

ここで早や戦力に差が付いていたと。
松本さんは当時、支那(今の中国)の北京方面で戦争されていて、戦争が激しくなってからは南方に送られたそうだ。
最近「自分史」を発行され持ち歩いておられる。青春時代なんか考えられなかったらしい。(ちょっと自慢したいらしく)
昔から日記を書いておられたのを、息子さんが親父の記念として発行してくれたと。
帰りは駐車場まで一緒に来たが
まだ「高齢者マーク」は持っているがカッコ悪いので、付けたくないと。

これが青春時代がなかった後期高齢者の生きざまなのか??




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   ネットの情報源 
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